アメリカの連邦個人所得税は累進的な税金と言われる。課税される所得が大きくなればなるほど高い税率が適用される。
25%の税率で課税されるというと、全額がストレートに25%で課税されると思いがちだが、そういう形にはならない。
仮に独身者で$50,000の課税所得だと次の計算となる。
① $9,275までは10%で$927.50
② $9,276から$37,650は15%で$4,256.25
③ $37,651から$50,000は25%で$3,087.25
④ ①から③までの合計で$8,271
Mariginal tax rate(限界税率)
課税所得の税率区分で自分の所得の最も高い税率区分だ。上記例で25%の税率で$50,000から$60,000に昇給して$10,000多くなるとする。増分$10,000は25%の限界税率なので、税金を差し引いた増分は$7,500となる。
Effective tax rate(実効税率)
税額の課税所得に対する割合で、上記の例では$8,271÷$50,000×100=16.542%だ。
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