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間違いの修正

2016年11月02日

申告書の情報は、可能な限り真正にして正確でなければいけない。しかし、申告書を出した後で、申告書を整理していたら、間違いや修正したい所を発見することがある。

自分の社会保障番号や納税者番号を、うっかりして間違える場合もある。ファイリングステータスのチェックする場所を間違えることがある。また、足し算・引き算を間違えることもある。

控除を取ることができるのに控除を取らなかったり、申告すべき所得が抜け落ちていたりとにかくいろいろなミスが発生する。

申告書を提出した後で間違いを発見した場合は、修正をしなくてはいけない。修正に使われる書式がForm 1040Xという書式だ

IRSの統計データでは年間、約4百万件程度Form 1040Xが提出されている。個人の所得税の提出件数は2013年で多では138百万件だ。修正されている比率は約3%だ。

足したり引いたりする計算での間違いはIRSが訂正してくれる。IRSのコンピュータに入れる段階で間違いが修正される。その結果、追加の税金が発生したり、払い過ぎの税金があれば還付される。

この修正申告は、オリジナルの申告書を提出してから3年以内に提出する事が出来る。3年以内というのは、とにもかくにも間違えていた税額をきちんと払っている事が条件となる。フルに税金を払っていない場合は最後に税金を払ってから2年間となる。

Form 1040Xは紙のフォームでオンラインでの修正申告はできない。また、複数年の修正を行う場合は、それぞれの年についてForm 1040Xを作成する。その年ごとに封筒を別にして提出する。

修正申告書が提出されてIRSの側で修正されるには3-4か月といったところだが、時期にもよって時間がかかることもあり、半年くらいかかってもおかしくはない。

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