散歩していてカメラで写真を撮っている人に良く出会う。自分自身スマホで道端のお花や風景を写すことがある。たまたま、良く出会う方と言葉を交わすことがあり、その方は写真家だとわかった。
事業として写真を撮るのと自分の趣味で気の向くままに写真を撮るのでは、税務上、大きな開きがある。IRSによると、事業なら収入を得るための費用を差し引くことができ、趣味なら費用を控除できない。
自分で決めたから事業だ・趣味だとなると恣意的になる。そこでIRSは事業に次のようなガイドラインを置いている。
1.継続性・規則性をもって業務を行っている
2.活動の目的は、収入または利益を上げる事である
写真を撮っている事が事業かどうかをどうやって判断するのか。
IRSの見る切り口は次のようなものだ。
•事業として活動を継続し、完全で正確な帳簿と記録を維持している
•活動に費やす時間と労力が、利益を上げることを示している
•生計は活動からの収入に依存している
•損失は自分がコントロールできない状況に起因する(ビジネスの立ち上げ段階で正常でありえることか)
• 収益を向上させるためにやり方を変えている
•事業活動を続ける知識を持っている
•過去に利益を上げている
•数年でどのくらい利益を上げられるか
•使用されている資産で将来の利益を上げることが期待できるか
ほとんどに「はい」の場合は、IRSはその活動を利益を上げる事業とし、そうでない場合は、趣味と見なす可能性が高い。
結果として、ビジネスの場合は、スケジュールCでカメラや、関連機材、旅費、ホームオフィス、電話、光熱費等を費用控除できる。
趣味で収入を得た場合は、費用を控除できず、その収入を申告しなければならない。
見せていただいた写真と、自分のスマホの写真では天地の違いがある。これだけで判断されても間違いなさそうだ。
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