従来、日本に住んでいる人は、例えば、IRSの還付小切手をもらうと外国為替取扱銀行にその小切手を持参して取立依頼をする。依頼された銀行はその小切手を振出銀行に依頼し、決済が行われた後、現金が依頼者の預金口座に振り込まれていた。この間、半月とか1か月程度時間がかかっていた。
ところが、日本の多くの銀行が外貨小切手取立業務を廃止しつつある。
(三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行:受付停止)
もしもすべての日本の銀行がこのサービスをやめると、外貨小切手は日本の銀行では日本円に替えることができなくなってしまう。
これを回避するには、自分の銀行口座をアメリカに持っているならば、その口座に振込んでもらう。
しかしながら、日本に住んでいる人(アメリカの非居住外国人)は、アメリカに預金口座を開くことは容易ではなく、このやり方は全ての人に有効か予断を許さない。
この結果、小切手が少額の場合、日本円に換金することを諦める人も出るかも知れない。しかし、金額が大きい場合そうもいかない。
IRSに対して、日本の銀行に振り込みができるよう変更を打診しているが、一朝一夕に行くかどうか不明だ。
取立ができなくなるのは、IRSの発行する小切手に限ったことではない。外貨の支払小切手にも十分な注意が必要となっている。
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