2020.01.11
所得税
ITINの更新を忘れてしまった
ITINは有効期限があり、2019年末で9桁の番号(9XX-〇〇-XXXX)の4桁目と5桁目が83,84,85,86,87 のものが失効している。さらに過去3年で一度も申告書に使われていないものも失効している。
ITINの更新を忘れてしまっている。どうしたらいいか。
ITINの更新は特定の期間ではなく、年間を通して可能だ。ただ、申告シーズンとなり、かなり時間がかかる(3,4か月から半年程度)見た方が良い。4月15日の申告期限に間に合わないことも出てくる。日本から申告をする場合は、期限が2か月延長されて6月15日なので、何とか間に合うかも知れない。
いよいよ、期限に間に合いそうもない場合、仕方がないので失効して更新されていないITINで申告をする。ただし、紙での申告でなければならない。電子申告だと、ITINのマッチングで拒絶されてしまうからだ。紙の申告なら、まずはIRSに受けてもらい、IRSからITINが失効している旨の手紙をもらう。不完全な状態で申告をするわけだが、まずは申告期限内に申告書を提出している。
そこで、ITINを回復して生き返させる。ITINは一度付与されると、別の番号ではなく、同じ番号が生き返る。その結果、時間がかかっても処理が進み、還付金もあるべき金額をもらえるようになる。