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遺産財団の執行人・管財人の仕事

2016年11月29日

アメリカでは被相続人(亡くなった人)が遺産税を払うしかし、亡くなった人は、生きていないため行動することができない。そのために、故人を代理する遺産財団が作られる。

遺産財団は、故人の債権債務を精算し、財産の分配処理や、相続に関する税金の納付などを故人に代わって行なう。遺産財団は亡くなった時に設立され、財産が相続する人に渡され、申告手続きが終わるまで存続する。

この役割を担う人がExecutor/Administrator(執行人/管財人)として任命される。執行人は遺言書で記載され次のような表現がある。

Executor

I name (Executor 1) to serve as my executor. If (Executor 1) is unwilling or unable to serve as executor, I name (Executor 2) to serve as my executor. No executor shall be required to post bond.

執行人

私は執行人として動く(執行人1)を任命する。もしも(執行人1)が執行人となることを望まず、あるいは、そうしようとしてもできない場合、私は(執行人2)を任命する。いずれの執行人も保証金を積むことを求められない。

実際には表現はいろいろ変わるが、趣旨としてはこうした条項が記載される。

(執行人・管財人の仕事)

執行人・管財人は次のような仕事を行う。

法的に遺産財団を代表する
遺言を裁判所に提出する
債務を弁済する
債権を回収する
債権公告をする
税金を支払う
役所や銀行に通知、クレジットカードを止めたり、賃貸契約の終了を行う
残った財産を相続人に渡す等々

執行人・管財人は故人の遺産税や所得税等の税金に対して責任を持つ。万が一、支払うべき税金の資金が不足していれば、執行人・管財人が代わって責任を果たすので責任は重い。

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